はじめに
MySQL Advent Calendar 2025 およびOracle Cloud Infrastructure Advent Calendar 2025 その2の5日目です。
前日のMySQLネタはyoku0825さんのyt-sandboxの話でしたね。僕も試すぞ!
今日は1か月前くらいに書いた話にプラスアルファ的に書いときました。
MDSのEOL
みなさんご存じの通り、MySQL8.0のEOLは来年の2026年4月となっています。
(半年切ってますよ。システム要件とにらめっこして、塩漬けするのかアップグレードするのか決めないとヤバいですよ)
MySQL Serverは8.0.46が4月に出て、それ以降は新しい8.0のバージョンは出ません。
一方、OCIのMySQL Database Service(以下MDS、HeatWaveも含む)のほうもEOLは同じタイミングなのですが、いくつか注意点があります。
一つ目はMDSの場合は、2026年4月がEOLなので、5月にはメンテナンスにより強制アップグレードが行われるという話になります。
そんな感じなので、MDSの場合は8.0.46が出ません。最終リリース版は8.0.45(2026年1月)の予定です。
MDS8.0は8.4.いくつになるのかは現在のドキュメントではわかりません。
それについてはサポートに確認するか、ドキュメントに今後その情報が上がるのを待ちましょう。
mysql_native_passwordプラグインの扱い
8.0から8.4にアップグレードするとmysql_native_passwordプラグインが無効になり、オンプレ環境の場合は使いたい場合はプラグインをインストールすることで有効にできます。
では、MDSだとどうなのか?というと、それが二つ目で、8.4ではmysql_native_passwordプラグインを手動で有効化することができません。
将来的にmysql_native_passwordは削除されるので、8.4の時点でcaching_sha2_passwordに移行することを推奨しているためです。
オンプレミス環境のような回避策が無いかと言われると、実はあります。それが8.0経由にすることです。
8.0でmysql_native_passwordで設定されたユーザーは8.4でもそのままmysql_native_passwordとして認証されるようになります。
(しかし、8.4で新規にmysql_native_passwordユーザーを作ることはできません)
期間が限られていますが、オンプレミス環境からOCIのMDSへ移行する場合、このmysql_native_passwordプラグインの話が影響するユーザーがあるのであれば、
- ユーザーの認証方式をcaching_sha2_passwordにする。
- MDS8.0にまず移行し、その後8.4へアップグレードする。
の2択になります。
いや、今オンプレで8.4なんだけど…と言う人は強制的に1となりますが。(それか頑張ってオンプレでダウングレードするか…。)
OCPUシェイプのEOL
実はMDSのEOLよりこっちのEOLのほうが早く、
2026年3月13日以降、すべてのOCPUシェイプが使用できなくなります。
なので、こっちはより緊急度を上げて対応を検討することをお勧めします。
切り替え方法はこちら。
EOL関連の対応デッドライン
- OCPUシェイプ - 2026年3月13日
- MDS8.0 - 2026年4月末
MDS使ってる人は今すぐシェイプとバージョンをチェック!
最後に
MySQLのほうは明日も僕です。引き続きおつきあいください。